出会い系サイトを利用していると、たまに美人局の被害に会う場合があります。
美人局とは、性行為を行おうとしたときに、女性の仲間の男性が登場し「俺の女に何をする」と言い、金品を要求するのが典型的なパターンです。
その他、美人局とは異なりますが、出会い系では以下のような似たような事例があります。
・性器に傷がついた
・相手が未成年と突然言う
・強姦だと言い出した
こういったことを急に言い出し、金品を請求された場合どうすればいいのでしょうか?
お金を請求されても払う必要なし!警察に相談
上記パターンの多くは警察に言うぞ、されたくなければ示談金を払えと相手が言ってきますが、これは恐喝罪に該当する場合が高いです。
そのため、払う必要は全くありませんので、しつこいようでしたら警察にご相談下さい。
美人局がウソを付いて、自分が逮捕されないか心配
警察に嘘を言い、自分が逮捕されないか不安になる方がいらっしゃいますが、基本的に大丈夫です。
警察もそこまで馬鹿ではありません。
大方の嘘は見抜けますし、また嘘を付いていたことがバレればそれも罪となります。
もし被害者が警察に駆け込んでしまったら、美人局も余罪が次々にでてきます。
そのため、美人局の話は嘘だとすぐに分かります。
ただし、自分の身を確実に守るためにも証拠は残すようにしてください。
援助交際、売春(割り切り)等で会う場合は、必ずホテルに入る場合に会話を録音することをおすすめします。
こうすることで、同意のもとで性交渉したことが明らかとなりますので、強姦や強制わいせつといった罪は成立しません。
またメール等も削除せずに残しておきましょう。
未成年者であった場合は罪
相手が未成年者と知らずに関係を持ってしまった場合ですが、多くの場合自分も検挙されてしまいます。
児童買春罪や青少年条例違反の罪に問われる可能性が高いです。
騙されたのに!と思うかもしれませんが、成人は未成年ではないかどうか年齢確認する義務があります。
そのため、上記を怠ったとして、罪に問われてしまうのが現状です。
未成年であった場合は、相手は補導されるだけです。
基本的に未成年自ら警察に行くことはありませんので、静観する(相手の脅迫を無視する)か自分が逮捕されるのを覚悟の上で警察に相談するしかありません。
また、未成年が自ら警察に行かなかった場合であっても、他の件で警察に補導される場合があります。
その際、過去の売春(割り切り)の件もバレる可能性があります。
未成年との性交渉は非常に危険ですので、自分の身を守るためにも必ず避けるようにしてください。
美人局の被害は基本的に、警察に相談にすぐにいくことをおすすめします。
金品を払ったとしても、後から何度も金品を要求してくる場合がありますので、払うことは避けるのがベターです。
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専門外だと上手く解決できない場合が多々ありますのでおすすめします。